地球温暖化は止まらない

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2008/03/14(金)
地球温暖化は止まらない地球温暖化は止まらない
(2008/02/29)
デニス・T・エイヴァリーS・フレッド・シンガー
価格:¥ 2,520 (税込)  1500 円以上国内配送料無料
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【商品の説明】
本書は、地球の気候には1500年の周期があって、現在の温暖化はその周期によるもの(=人間の活動が温暖化の主因ではない)だ、ということを主張する本だ。著者たちは、大量の研究文献を引用しながら、この主張を組み立てていく。一方で、いま流行の温暖化論議を厳しく批判している。例えばIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の主張の不審なところや温室効果理論の問題点をはっきり指摘し、しばしばいわれている温暖化の問題――海面が上昇して洪水と破壊が生じるとか、100万の野生種が永遠に失われるとか、といった点に対する詳細な反対論も展開している。本書は2007年のかなりの部分で、『ニューヨーク・タイムズ』誌のノンフィクション部門ベストセラーに載り続けた(日本語版への序文より)らしく、最近、原書では更新・拡大版が刊行されている。本書の主張に共鳴する人だけでなく、そうでない人にも、知識を深めて、よりよい方策を考えるために有用な1冊だ。

著者について
S・フレッド・シンガー S.Fred Singer
気候物理学者。気候、エネルギー、環境問題に関する研究で国際的に知られる。オハイオ州立大学を卒業し、プリンストン大学で物理学博士号を取得。ヴァージニア大学環境科学終身教授であり、現在はジョージ・メイソン大学で特別研究教授も務める。また1990年に創設した非営利政策研究団体である科学・環境政策プロジェクトの長も務める。マイアミ大学の環境惑星科学学部の創設学部長であり、アメリカ国立気象衛星サービスの初代長官を務め、アメリカ大洋・気象・諮問評議会の副委員長も5年務めた。

【目次】
プロローグ グリーンランドにおける一五〇〇年周期の生と死
第1章 人類は地球温暖化論争で負けつつあるのか?
第2章 一五〇〇年周期はこうして見つかった
第3章 温室効果理論は穴だらけ
第4章 根拠のない恐怖:海面は上昇し、洪水と破壊をもたらす
第5章 地球の気候を変える条約――かどうか
第6章 根拠のない恐怖: 一〇〇万の野生種が永遠に失われる
第7章 人類史上の温暖化と寒冷化
第8章 根拠のない恐怖: 温暖化が飢饉、干ばつ、荒れ地をもたらす
第9章 地球は過去の気候周期を物語る
第10章 根拠のない恐怖:さらに激しい暴風雨の増加
第11章 地球気象モデルはどこまで信用できるのか?
第12章 根拠のない恐怖:突然の地球寒冷化
第13章 太陽と気候の結びつき
第14章 根拠のない恐怖:温暖化で何百万人も死亡
第15章 未来のエネルギー:再生可能エネルギーはあてになるか?
第16章 京都議定書の最終的な失敗

【商品の詳細】
# ハードカバー: 451ページ
# 出版社: 東洋経済新報社 (2008/2/29)
# 言語 日本語
# ISBN-10: 4492800786
# ISBN-13: 978-4492800782
# 発売日: 2008/2/29
# 商品の寸法: 19.2 x 14 x 3.6 cm

*【カスタマーレビュー】
読者口コミ評価・感想立ち止まって考えてみませんか?
物凄い本が出た。これを読んでなお二酸化炭素は地球温暖化を引き起こす悪者に決まっている、と思い続けるのはちょっと難しい。かといってすぐに転向すべきだと言っているのではない。少なくとも、ちょっと待てよ、と立ち止まるきっかけになる。白状すると、私はゴアの『不都合な真実』を立ち読みして大いに感銘を受け、このままでは地球は大変なことになる、と大騒ぎした。来日時の講演会を逃したことを大いに悔やみ、彼の発言をウェブサイトで漁った。しかし、彼の言葉に引っかかった:(二酸化炭素が悪者ではないという意見もあるが、という質問に対し)「オマエは自分の子供が熱を出しているときにSFを信じるのか?」これは、彼が著書の中で繰り返し称揚している科学的態度とはほど遠いではないか。そこで彼の本を購入して読んだ・・・というより、通勤の行き帰りの電車で終わってしまうほど無内容だった。さらに、以前から抱いていた疑念が抑えきれなくなった。気温が上がり、二酸化炭素濃度が高まれば、植物は嬉しいのではないか?森林は繁茂し、作物は豊かに実るのではないか?光合成を少しかじれば湧いてくる当然の疑問である。光合成など知らなくても、テレビなどマスコミが二酸化炭素地球温暖化説を真実のごとく扱うのを、本当かなあ、と思っている人はぜひ読んでいただきたい。圧倒的な証拠と説得力で疑問に答えてくれる。それでもまだ疑問に感じれば引用文献にさかのぼることもできる(一つだけだが、私も確認した。元の文献に都合のよい偏向を加えた形跡はなかった)。地球温暖化は二酸化炭素濃度の上昇が引き起こしていると信じている人にも、立ち読みでもいいから手に取っていただきたい。日本語版への序文だけでもいい。ゴアのように反対意見を黙殺することは、自分の心と頭に蓋をすることになる。この本を読んでちょっと立ち止まって考えてみませんか?

読者口コミ評価・感想マスメディアが絶対に言わない事実
自然界のメカニズムは、現代の科学をもってしても、まだまだ未知なことに溢れている。
わたしたちは、例えば「雲」ひとつとってみても、それがどのような因子によって変化し、結果どのような影響を導き出すのか、ほとんど分かっていない。だから、いくらコンピュータが高性能化しても、それはどこまでも予測値の域を出ない。だから、50年後100年後の気温のシミュレーションも、精度という観点からみると絶望的ですらある。それは科学者であれば、温暖化危機説の人も懐疑派の人も同じである。シミュレーションはあくまでも参考のひとつであり、だからこそ、世界で観測されているさまざまな現象を、ひとつひとつ正確に解析していく必要がある。本書は、地球温暖化危機説を支えるさまざまな要素を、マスメディアが報じない事実を多数含みながら、丁寧に検証していく。環境憂慮の言説は、ときとしてヒステリックであり、非科学的である。地球温暖化というテーマを、もう一度「科学」というスタートラインに戻って考えることは、無駄な努力ではない。本書は、その一助となるに違いない。場合によっては、年間1兆円もの温暖化対策予算を、医療や福祉に移行した方が良いかもしれないのだ。

読者口コミ評価・感想主流温暖化論者からの反論を待ちたい
昨今姦しい地球温暖化論への、気象学者による痛烈な反論。
趣旨は、近年観察されている温暖化は人為的な二酸化炭素排出によるものではなく、自然の気候変動周期によるものである、ということ。そのことを得られる限りの証拠を挙げて、徹底的に論証しています。ここは、温暖化論争の政治的局面を超えて、学問の推論というものを見せつけられるようで、非常にエキサイティング。その論証の経緯で、人為的な二酸化炭素排出による温暖化論への、学術的レベルの反論にとどまらぬ、痛烈な批判を展開しています。温暖化によるメリット(農業生産とか増えるかもよ、など)も証拠を踏まえて提示し、人為的に如何ともし難い温暖化をなんとか抑止・防止しようとする方向でリソースを使ってしまうような方策への重大な疑義を提示しています。温暖化しているという観測の科学的根拠に疑問を持つ立場の人にも、それでもなんでも温暖化自体は(人為的な理由によるのであれなんであれ)してるっぽいッスよ、ということで、新たらしい観点からの証拠を調べられるので重要な一冊かと。それでもなんでも、やっぱ温暖化はなんとかしないとヤベェんじゃねぇの?という立場の人にとっても、あり得べき学術的論争とは如何なるものかを目の当たりにする意味でも、読んで損はないと思われる一冊です。最後に、やっぱシミュレーションは、その結果を実際の観測結果と照らし合わせることによって、当のシミュレーションの前提となった変数や変数相互の関連性を検証し、その検証の結果としてより実態に近いであろう仮定を導くための、そのプロセスのひとつの構成要素ないしはひとつのツールなのであって、扱える情報量や計算速度がどんどん向上することが望ましいことは間違いないにしても、あくまでシミュレーションの結果をそのまま正しい予測と考えてしまうのは、でっけぇ誤謬なのでありますな。

読者口コミ評価・感想地球温暖化「自然説」の代表的著作
この本は、幅広い領域を丁寧に調べてあります。巻末の参考資料も充実しています。優れた「地球温暖化についての辞典」になっています。また内容も、「エネルギー問題と人類の関係」まで及んでいます。主張は違いますが、同じ翻訳者の『環境危機をあおってはいけない』ロンボルグ・著(文藝春秋)
と併読すると、マスコミの偏った報道と違う情報を得ることができます。


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